2023年10月26日に開催されるプロ野球ドラフト会議が行われます。今年は、高校生では大阪桐蔭高校の前田悠伍投手、大学生では東洋大学の細野晴希投手、青山学院大学の常廣羽也斗投手をはじめ、即戦力と評価される選手が例年以上に数多く名を連ねています。社会人では、ENEOSの度会隆輝外野手が注目されています。
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2023年ドラフト番付表 ※週間ベースボール作成
⇧週間ベースボールによるドラフト番付表 ※△は投手は左投げ、野手は左打ち
高校生の注目選手
・前田悠伍（大阪桐蔭高）：最速148キロ左腕。今夏は大阪大会決勝で敗退し、自身4季連続となる甲子園出場を逃したが、9月のU-18W杯(台湾)では先発で3勝を挙げ、初優勝の原動力となり、最終評価を高めた。
大学生の注目選手
・常廣羽也斗（青山学院大）：最速155キロ右腕。今年6月、全日本大学選手権決勝で明大を完封し、18年ぶりの日本一に貢献した。ストレートの質とフォークの精度が高く、完成度も高い。
・細野晴希（東洋大）：最速158キロ左腕。制球力を不安視する声もあったが、この秋は圧倒的な投球を見せており、スケール感ではNO.1の選手となった。
・西舘勇陽（中央大）：最速155キロ右腕。素材型の投手で今秋はスピードを抑え、制球力アップで即戦力としての完成度の高さをアピールした。
・武内夏暉（国学院大）：最速153キロ左腕。注目選手の中で完成度で群を抜く投手。左腕で恵まれた体形、球のスピードに制球力。今秋の東都大学リーグで細野との直接対決に完封勝利(1対0、細野は8回1失点)した。
社会人・独立リーグの注目選手
・度会隆輝（ENEOS）：183cm83kg、右投げ左打ちの外野手で二塁・三塁も守れる。
鋭い打球を弾き返す左の好打者。打撃センスにはプロも注目。元ヤクルト・度会博文氏を父に持つ。
ドラフト会議の展望
今年は、高校生・大学生・社会人・独立リーグと、各カテゴリーから有望な選手が揃っている。特に、大学生投手は近年稀にみる大豊作とされており、上位指名が予想されます。
各球団は、チームの課題や戦力補強の方向性に合わせて、どのような選手を指名するかが注目されます。また、近年はドラフト会議で指名された選手の活躍も目覚ましく、今後の活躍が期待される選手も多いです。
昨年のドラフト会議では、事前に指名選手を公表した球団が9球団ありましたが、今年は公表しない球団が多く、当日まで分からない状況となりそうです。
公表している（濃厚も含む）球団 7球団：10月26日10時現在
・西舘勇陽投手（中央大学） ：（読売ジャイアンツ）
・武内夏暉投手（国学院大学） ：西武ライオンズ、ソフトバンクホークス、（ヤクルトスワローズ）
・常廣羽也斗投手（青山学院大学）：広島東洋カープ
・度会隆輝外野手（ENEOS） ：中日ドラゴンズ
・細野晴希投手（東洋大学） ：DeNAベイスターズ
公表しないと発表している球団 2球団：10月26日10時現在
・阪神タイガース
・日本ハムファイターズ
未定の球団 3球団：10月26日10時現在
・オリックスバファローズ
・千葉ロッテマリーンズ
・楽天ゴールデンイーグルス
まとめ
2023年プロ野球ドラフト会議は、どのようなドラマが生まれるのか。ぜひ、注目していきたいですね！
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