今回は、私が趣味で育てているメダカの育て方について紹介していきたいと思います。きれいな高級メダカの成魚を買うと、高いものではペアで20,000円くらいする品種もありますが、なかなか初心者が手を出すにはハードルが高いです。
そこで、今回紹介する卵から飼育する方法では、費用を抑えて、うまくいけば多くの高級メダカを育てることが可能です。是非始めてみてください。
メダカを卵について
メダカの卵は、水温×日数=250度になると孵化するといわれています。例えば、水温25度であれば、10日間で孵化します。水温が低いと日数がかかり、水温が高すぎると死んでしまう確率が高まります。ヒーターなどを使う場合は、最大でも30度くらいにとどめておくことが望ましいです。
今回は『影姫』に挑戦
今回は、黒色のオロチ系でヒレの長いロングフィンの品種の『影姫』を購入してみました。今まで黒の品種は育てたことがなかったので楽しみです。
メダカの卵の育て方
今回は、有精卵を直接購入して育て始めるので、水とエサの準備ができれば、すぐに飼い始められます。私が育てるときは、容器に常温の水に『はぐくむ水づくり』をカルキ抜きとして1ml入れて、卵に細菌が入りカビが生えるのを防止するために、『グリーンFリキッド』を1滴入れて混ぜて、準備完了です。
暖かい室内であれば、水槽用のヒーターが無くても育ちます。水の準備ができたら、購入した卵を入れて、早ければ次の日、遅くても1週間程度で孵化します。
卵飼育に使用しているもの
カルキ抜きはメダカの稚魚に負担をかけないために必要になります。水道水を24時間放置することでも代用は可能ですが、稚魚が育つために必要な栄養補給もできるのでオススメです。
卵の水カビを防ぐために必要なメチレンブルーです。孵化率を上げるために使用できるとよいです。特に成魚に卵を産ませる場合は、有精卵と無精卵を見分けるのにも役立ちます。
容器内の掃除に必要不可欠です。食べきれなかったエサや沈んでしまったエサを取り除くのに必要です。死んでしまった稚魚や腐敗してしまった卵も取り除きます。
メダカの卵を購入
メダカは品種によって値段が大きく変わります。ヒメダカみたいに1匹数十円で売られている品種もあれば、メダカ専門店などでペアで売られている高級品種では、ペアで10,000円を越えるものも多くあります。
私が初めて購入した品種は『鱗光』という銀色の品種のペアで2,500円のメダカでした。成魚で買うのと卵から育てるのは大きく異なり、成魚であれば専門家がきれいな色を出すための育て方をしているもので、とてもきれいな個体が多いです。
ただ、慣れないうちに飼育を間違えて死なせてしまったときは、ダメージが大きいです。卵であれば、ネットで10個単位で販売されていることが多く、値段もかなり安く買うことができます。
参考までに『夜桜』という品種の値段を調べたら、成魚2ペア合計4匹で9,500円、卵20個で1,000円と値段の差が大きいです。卵は育て方に慣れれば、7~8割くらい成魚まで育てることができるようになります。ただ、見本の成魚のように色がきれいに出るかどうかは分からないので注意してください。
オススメの卵購入方法
卵を買うときのオススメはPayPayフリマです。『メダカ 卵』で検索するとものすごく多くの卵が出てきます。1,000円~2,000円程度で高級メダカの卵を購入することが可能です。販売元をしっかりと調べる必要はありますが、すべて有精卵で卵の中に稚魚の目が確認できる状態で発送してくれるので、すぐに孵化してくれます。
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購入した卵を育て始める
購入した卵が届いたら、準備した容器に卵をすべて入れて飼育スタートです。今回は1匹が入れた直後に孵化して、その後数日後に次々と孵化しています。画像は、12個の卵で8匹ほど孵化した時点のものです。
孵化したら、ベビー用のエサを朝晩2回少量だけ与えていきます。このときに気を付けなければならないことは、エサを入れすぎないことで、食べきれなかったエサや沈んでしまったエサを定期的にスポイトで取り除き、水が減ってきたら、追加の水を作成し、少しずつ加えていくことです。
体長が1cmくらいになるまでは、容器のまま育てていきます。水の透明度がなくなって濁ってきたら水が腐ってきているので危険な状況です。早急に水の交換をしてください。私は、最初の頃に水を腐らせて全滅させてしまったことがあります。
おしゃれな水槽を準備しよう
稚魚が大きくなったら移動させる用に、おしゃれな水槽を用意しましょう。私は、水草などレイアウトにこだわって成魚用の水槽を作っています。アクアリウムや汚れにくいきれいな水槽を作っていく方法については、今後紹介していきたいと思います。
今回は、ここまでにしたいと思います。是非始めてみてください。
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