本日、2023年プロ野球の三井ゴールデン・グラブ賞が発表されました。選考については全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、有効投票数はセリーグは300、パリーグは264となっています。
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【セ・リーグ】
セ・リーグは、日本一となった阪神タイガースから球団史上最多となる5人が選ばれました。※リーグ最多記録は04年中日ドラゴンズの6人
二塁手は110票を獲得した中野拓夢内野手(27)。昨季まで10年連続で選ばれていた広島東洋カープの菊池涼介内野手(33)は3票差の107票で2位でした。遊撃手の木浪聖也内野手(29)とあわせ、阪神タイガースの選手が二遊間同時に受賞するのは2011年の平野恵一選手(二塁手)、鳥谷敬選手(遊撃手)以来12年ぶりとなりました。
両リーグ最多得票は阪神タイガース近本光司外野手(29)の287票で、セリーグは2位の広島東洋カープ、4位の読売ジャイアンツ、5位のヤクルトスワローズは受賞者がゼロでした。
受賞者
(投手)DeNA:東克樹 126票 初受賞
(捕手)阪神:坂本誠志郎 117票 初受賞
(一塁手)阪神:大山悠輔 212票 初受賞
(二塁手)阪神:中野拓夢 110票 初受賞
(三塁手)DeNA:宮崎敏郎 145票 5年ぶり2回目
(遊撃手)阪神:木浪聖也 157票 初受賞
(外野手)阪神:近本光司 287票 3年連続3回目
中日:岡林勇希 196票 2年連続2回目
DeNA:桑原将志 87票 6年ぶり2回目
【パ・リーグ】
パ・リーグは6球団全てから受賞者が出る形になりました。全球団からの選出は2016年以来7年ぶり8度目となりました。
リーグ最多得票はオリックスバファローズの山本由伸投手(25)で232票獲得しました。3年連続の受賞は球団最長タイ記録となりました。
遊撃手は西武ライオンズの源田壮亮内野手(30)が115票を得て、6年連続6回目の受賞となりました。2位のオリックスバファローズの紅林紅太郎内野手(21)とは1票差で受賞を逃しました。西武ライオンズの遊撃手は受賞回数が通算20回となり、両リーグ最多を更新しました。
受賞者
(投手)オリックス:山本由伸 232票 3年連続3回目
(捕手)オリックス:若月健矢 142票 初受賞
(一塁手)ソフトバンク:中村晃 197票 4年連続4回目
(二塁手)ロッテ:中村奨吾 123票 2年ぶり3回目
(三塁手)オリックス:宗佑磨 213票 3年連続3回目
(遊撃手)西武:源田壮亮 115票 6年連続6回目
(外野手)楽天:辰己涼介 226票 3年連続3回目
日本ハム:万波中正 156票 初受賞
ソフトバンク:近藤健介 120票 初受賞
まとめ
最近の傾向は、人気投票の傾向にあり、本当に守備の観点で投票する選手を見ているのかどうか微妙な気がします…。ベストナインとの区別ができないようになってきてしまっているので、賞のあり方についても考えていかないといけないのではないかと思っています。
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