教員として働くこと #3 必要な5つの考え方

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今回は、教員が働く上で必要な考え方5つを紹介していきます。

教員が新年度に向けてやっておくと良いことについても是非読んでみてください

新年度に向けて教員がやっておくと良いこと8選
教員の新年度はやることが多くて大変です。新年度を迎えるにあたって準備しておくと良いことを8つ紹介しています。年度末でバタバタしている時期だからこそ、早めに準備をしておくと4月から良いスタートが切れるようになるので参考にしてみてください。

5つの必要な考え方

1-1. 成長マインドセットを持つ

成功や失敗に対して、その場限りではなく長期的な目線で学びを見出すことができるマインドセットを持つことが重要です。

失敗したり、うまくいかないことがあったら、なぜうまくいかなかったのかをしっかりと分析した上で、改善できるポイントを洗い出しておくことが、次につなげていくポイントになります。

また、見落としがちなことは、成功したり、うまくいったことの分析です。なぜうまくいったのか分析することで、次に取り組む時でもうまくいくような再現性を高めていくことができます。

成功の反対は失敗ではなく、何もしないことです。失敗を恐れず挑戦し、反省して繰り返すことで、より高いレベルの教育を提供することができる。

1-2. 学生中心の授業を行う

生徒の教育活動への参加を最大限に促すために、自分の教育理念に基づき、学生中心の授業を行うことが重要です。

シラバスやカリキュラムで教える単元ありきで授業を進めていくと、どうしても教員主導の授業展開が増えてしまいます。もちろん、そのような授業も必要ですが、大切なポイントは、何を教えるかではなく、学んだ結果どのようなことが身についたかだと思います。

受け身で授業を聴くだけではなかなか生徒は身についていきません。具体的にイメージしながら、生徒自身が考えながら学んでいくことが成長へのヒントです。

これは、ICT端末の活用でも同じことが言えます。ICT端末を使った授業をすることが目的ではなく、何を身につけてほしいかというゴールを設定し、その目標を達成するためにICT端末を活用していくことが目的なので、生徒の学びのゴール設定をしていくことが重要です。

生徒の能力に合わせた指導方法を選択し、成長を促していけるような授業計画を立てていくことが大切です。

2-1. 日々の反省を欠かさない

指導した授業や生徒とのコミュニケーションなど、日々の活動に対して、自己評価を行い、反省を欠かさないことが大切です。

普段の業務の中で、教員という仕事は多忙で1日の振り返りをする余裕はありません。ただ、この振り返りというプロセスは非常に大切です。

振り返り用のノートを作成し、書き留めたり、手帳に気づいたことがあるたびに書き加えていったり、後で見直すことができるようにしておくことがポイントです。

毎日、朝と夕方に5分だけでもいいので、1日の予定の確認と振り返りの時間を作ることで、同じ失敗をしないよう成長していくことができるようになります。

教員自身が、不十分な点を改善することにより、結果として生徒の学力向上につなげることができるようになります。

2-2. 教育研究を行う

教員とは、教育の専門家で生徒に対して、日々学びの機会を提供する立場になります。生徒に学びを提供していく立場の教員こそ、教員に関する研究をしていくことが必要です。

専門知識の向上や指導方法の改善のため、教育研究に積極的に取り組むことが重要で、ここに力を注げない教員は、変わりゆく時代の変化に取り残されていきます。その結果、生徒が身につけていくべきスキルを身につけることができず、社会に出てから活躍できるチャンスが減ってしまいます。

特に、ICTのスキルは、常にアップデートされていくので、教員が学ばなければ、生徒の方がスキルが高くなり、取り残されてしまうことになります。分からないからとか苦手とかいうのは、逃げでしかないので、常に成長していこうとする姿勢は大切です。

その結果、研究結果を活用し、個々の生徒に合った最適な学習環境を作り上げることができるようになります。

3. コミュニケーション能力を磨く

生徒や保護者、教員同士との円滑なコミュニケーションを重視し、コミュニケーション能力を磨くことが大切です。

コミュニケーションとは、定型文でこれができれば大丈夫というものがありません。生徒に話す場面でも、誰が話すか、誰に話すか、いつ話すか、どんな内容かによって、話し方や話す内容は変わります。

適切なタイミングで的確な言葉をかけることは重要です。そのためには、気持ちを汲み取るスキルや状況判断能力が必要です。話す相手のことに興味を持ち、観察していくことを身につけることで効果的なコミュニケーションをすることができます。

また、保護者とのコミュニケーションにおいて重要なことは、若いうちは保護者の方が社会人経験が長く、仕事の中でも役職を持っていて多くの部下を抱えているケースも多く抱えています。そんな方に偉そうな態度であったり、非常識な言動をすることで、一瞬で信頼関係が築けなくなります。

保護者と円滑なコミュニケーションをするためには、色々な業界や一般企業で働くことの流れ、常識やマナーについて把握しておく必要があります。

私は、ビジネス実務マナー検定で、一般教養について勉強しました。企業の体系やマナーや教養について学ぶことができるのでオススメです。

ビジネス実務マナー検定
今回は資格取得のテーマでビジネス実務マナー検定について書いていこうと思います。 去年の夏に通勤時間が長いので、何か有効に時間を活用したいと思い、資格の勉強でもやってみようと思い、資格の勉強とTwitterのアカウントを始めました。 会社員と...

コミュニケーションの改善によって、生徒のモチベーションや学習意欲を高めることができるようになり、保護者とも良い関係性を築いていくことができます。

まとめ

今回は、教員として働く上で必要な考え方を5つ紹介しました。是非、参考にしてみてください。

【教員として働くこと】#1 大切にしている考え方
今回は、私が教員として働く上で大切にしている5つの考え方についてまとめていきたいと思います。 私の経歴は、学生時代から教員を志していましたが、教員になる前に一般企業を経験したくて、大学を卒業して新卒から3年間、外資系生命保険会社で営業で働き...

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