冬は乾燥した空気に加え、暖房器具の使用によって室内湿度が低下するため、夏よりも脱水症状になりやすいことをご存知でしょうか?冬場の脱水症状は「かくれ脱水」と呼ばれ、喉の渇きを感じにくいのが特徴です。気づかないうちに体内の水分が不足し、体調不良や健康被害を引き起こす可能性があります。
そこで今回は、冬に脱水症状にならないために必要なことについてご紹介します。
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1. こまめな水分補給
冬でも意識的に水分補給を行うことが大切です。喉の渇きを感じなくても、2~3時間おきにコップ1杯程度の水分を摂取しましょう。水やお茶だけでなく、スープや温かい飲み物も効果的です。
2. 室内の湿度を調整する
加湿器を使って室内の湿度を50~60%程度に保ちましょう。洗濯物を室内に干したり、濡れタオルを置いたりするのも効果的です。
3. 適度な運動をする
運動は汗をかくことで体内の水分を排出しますが、同時に代謝を上げ、体温を上げる効果もあります。適度な運動は、冬場の脱水症状予防に役立ちます。
4. 食生活に気を付ける
水分を多く含む果物や野菜を積極的に摂取しましょう。スープや鍋など、温かい料理もおすすめです。
5. 体調の変化に注意する
頭痛、めまい、便秘、疲労感などの症状は、かくれ脱水のサインかもしれません。体調に異変を感じたら、早めに水分補給を行い、休息を取りましょう。
6. 高齢者や乳幼児は特に注意が必要
高齢者や乳幼児は、喉の渇きを感じにくく、体温調節機能も未発達なため、脱水症状になりやすいです。家族がこまめに水分補給を促し、体調に注意を払いましょう。
まとめ
冬はかくれ脱水になりやすい季節です。こまめな水分補給、室内の湿度調整、適度な運動、食生活への気配りなど、日々の生活習慣を見直すことで、脱水症状を予防することができます。体調の変化に注意し、健康な冬を過ごしましょう。
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