【初心者必見!】簡単に始められるメダカの飼い方ガイド

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メダカ

小さな体でひらひらと泳ぐ姿が可愛らしいメダカ。昔から手軽に飼い始めることができるなじみのある魚で、水槽以外にも植木鉢やプランター、瓶などでも飼うことができるため、人気の高い観賞魚です。

今回は「メダカを飼い始めたい」という方向けに初心者でも簡単に始められるメダカの飼い方を紹介してきます。

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メダカとは?

メダカはダツ目メダカ科の淡水魚です。小さな体ですが目が大きいのが特徴で、上から見ると目が出ているようにも見えます。そのため「目高」と呼ばれるようになったといわれています。またヒレも大きく、背ビレが体の後方についているのも特徴です。

日本の田んぼや川などに生息し、昔から観賞魚として飼われていたという記録があります。寿命は2~3年くらいといわれています。オスとメスのペアを適切な環境で飼えば産卵を繰り返すので、繁殖させて世代交代をしながら飼い続けることもできます。

改良メダカは高級な品種もある


メダカはもともと日本の野生に生息していたクロメダカを元にさまざまな品種が作られました。ペットショップで多いのは、明るいオレンジ色のヒメダカや濃いオレンジ色の楊貴妃メダカ、銀色に光る幹之メダカが多く販売されています。

このほかに、メダカ専門店などでは珍しい種類も販売されています。

丸々とした体型のダルマメダカや光を反射するヒカリメダカ、透明に近いスケルトンメダカ、真っ黒なブラックメダカなど、体型や色、光具合によってさまざまな種類に分類されています。細かい分け方をすれば、100種類以上あり、1匹10,000円以上もする高級メダカも存在しています。

メダカの飼い方はいろいろ

メダカの飼い方を大きく分けると、水槽にエアポンプやフィルターを設置して飼う方法、ボトルアクアリウムとして小さめの水槽や金魚鉢のような容器で飼う方法、ビオトープで飼う方法にわけられます。

ビオトープで飼う場合

ビオトープとはメダカ、水草、バクテリアの間で酸素・二酸化炭素・アンモニアなど水中の物質が循環し、生態系が維持できる状態になっている環境のことを言います。

自然の情景を感じられる点や、エアポンプやろ過フィルターなどの設備が不要な点が人気です。水が汚れにくいので水替えの頻度も少なく、完全に循環できる状態になると蒸発した水を足すだけで飼育することができます。

メダカは水中の微生物やプランクトン、コケなどを食べるので、それが十分あればエサやりも不要になります。ただし、コケやプランクトンを増やしていくためには日光が必要になるので、室内で完全なビオトープを作ることは難しく、屋外での飼育することがメインになります。

ボトルアクアリウムで飼う場合

小さな水槽やオシャレな容器などの丈夫なガラス容器でも、水草やソイルなどを入れて環境を整えればエアポンプやろ過フィルターなしで飼うことができます。

私は、自然に近い形で飼育したいので、主にこの方法で飼育しています。

室内で手軽に飼い始めることができますが、多くのメダカを同時に飼うことができないので注意が必要です。1リットルあたりメダカ1匹が飼育の目安なので、気に入った種類のペアを飼うのにオススメです。

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水槽でエアポンプとろ過フィルターを用いて飼う場合

複数のメダカを同時に飼育することができますが、定期的に水の交換や水槽の掃除、ろ過フィルターを掃除する必要があります。

飼育方法によって必要なものや注意点が異なるので、まずどんな飼い方をしたいのかイメージを決めておきましょう。ただし、ビオトープで飼おうと思っていても循環できる状態が完成するまで時間がかかることもあります。必要に応じてエサを与えたり、エアポンプを追加したりと柔軟に対処してください。

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ボトルアクアリウムでメダカを飼う方法

ここではメダカの飼い方の一例として、手軽に始められてメダカを身近に感じられる「ボトルアクアリウム」で飼う方法を解説します。

メダカ飼育に必要なもの

メダカを飼うために準備するものを紹介します。

飼育容器

小さめの容器だと、水量が少ないので水質の変化の影響を受けやすく、水が腐りやすく全滅のリスクがあるので、最初は大きめの容器で酸素の入れ替えがしやすい上が大きく開いている容器を選ぶのがオススメです。

      

底砂

水槽の底に敷く砂利のことです。水草を植えることができたり、メダカが落ち着くだけでなく、バクテリアがすみついて水中の環境が整いやすくなります。バクテリアがすみつきやすいソイルがオススメです!

      

水草

メダカに酸素を供給するだけでなく、食料や隠れ家、産卵床にもなります。メダカと相性が良いのはアナカリスやウイローモスなど、さまざまな種類の水草が販売されています。メダカと相性が良いこと、必要な日照などが飼育環境にあっていること、初心者は手入れがしやすいことを念頭に選びましょう。

      

中和剤

メダカは水道水でも飼育することはできますが、そのままでは塩素が含まれているため、必ずカルキ抜きをした水を使用します。1日置いておいた水でも可能ですが、市販の中和剤を使うことをオススメします。容器の水がこぼれてしまったときなど、急に水換えが必要になることもあるので用意しておきましょう。
      

メダカのエサ

いくつかタイプがありますが、飼い始めは「メダカのエサ」として販売されている人工飼料があれば充分です。メダカは個体が小さいので、1回飼うと長持ちします。タマミジンコを使用すれば、増やしながら餌として使用することできるので、餌代を節約することができます。
      

網、スポイト

網はメダカをすくうときや、水中の掃除にも使用します。スポイトはエサの食べ残しや水中のゴミを取り除くために使います。どちらも準備しておくことをオススメします。
      

その他

石や流木、産卵床などを揃えてもいいと思いますし、水温計もあると水温を確かめることができるので安心です。屋内で水草やコケを飼育するのであれば、そだつライトも準備しておくと、良いです。その他、必要に応じてエアポンプや市販のバクテリアも使用していきましょう。

      

メダカを飼う準備

メダカがエアポンプやろ過フィルターなしで小さな容器の中で生きていけるのは、水草が酸素を供給するだけでなく、水中のバクテリアがメダカの排泄物を分解し、水をきれいにしてくれるからです。

水道水は塩素で消毒されているため、バクテリアは存在しません。そこであらかじめ水槽をセットし、水草や砂利にいるバクテリアを増やしておく必要があります。

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水槽のセット方法

1. 飼育する容器を水洗いして、底砂やソイルを敷きます。石や流木、ポットに入った水草を入れる場合は水を入れる前にセットしておきます。

2. 飼育水またはカルキ抜きをした水道水を入れます。※水道水はそのまま使用すると塩素がバクテリアを殺してしまうので、メダカを入れる前からカルキ抜きをした水を入れるようにしましょう

3. 水草を浮かべます。詰め込みすぎはメダカが泳げなくなってしまうので、長すぎるようであれば間引いたりカットして入れましょう。

4. そのまま2週間ほど置いてからメダカを迎えます。時間を短縮したい場合は市販のバクテリアを加えることでバクテリアの準備をすることできます。

      

メダカを入れる際は必ず水あわせをしよう

環境を整えた水槽でも、メダカをすぐに入れてしまうとそれまでの水質からの変化や温度変化にびっくりしてショック死をすることもあるため、必ず少しずつ新しい水に慣らす「水あわせ」を行う必要があります。

メダカの入れ方

1. メダカが入ったビニール袋を30分ほど水槽に浮かべて水温を合わせます。

2. 袋を開き、最初に入っていた水を半分出して、その分水槽の水を袋に加えます。そのまま10分おきましょう。

3. もう一度、2と同じように水を入れ替えて10分待ちます。

4. 袋から水と一緒にメダカを出して水槽に放します。

水あわせのあとは、メダカはエサを食べないため、新しい環境に慣れて元気に泳げているようになってからエサをあげるようにしましょう。もしメダカが浮き上がって水面で口をパクパクしていたら、水中の酸素が不足しているので、酸素をおくるためにエアポンプを入れたり酸素ストーンを入れたりして、メダカの飼育数や水草とのバランスを見直しましょう。

メダカのお世話

飼育を始めて普段やるべきことはエサやりと水換えです。また毎日水槽をのぞいて、弱っているメダカがいないかなど、様子をチェックしましょう。

エサやり

飼育環境によって回数は変わりますが、1日1~2回が目安です。小さな魚なので1回で食べる量はごくわずかです。食べ残しがないように2~3分で食べきれる量にして入れすぎないようにしましょう。食べ残しは水質が悪化につながるのでこまめに取り除きましょう。

元気なのにあまり食べない場合は、水草や水中のプランクトンを食べて満足している可能性があるので、エサの頻度を少なくして様子を見ましょう。

水換え

水の汚れ具合を見ながら2~3日に1回を目安に水を換えます。一度に交換する量は全体の5分の1が目安です。変えすぎると水質が変わってしまい、メダカに負担がかかります。スポイトなどで水槽の水を抜いて、新たにカルキ抜きをした水を入れましょう。

まとめ

メダカ飼育は、初心者でも始めやすいといわれています。ただ、コツを抑えていないとせっかくのメダカを死なせてしまう可能性もあります。

ポイントは「水質」と「水温」です。長く飼育するためにしっかりと確認しておきましょう。

慣れてきたら、水草のレイアウトを工夫したり、シュリンプを一緒に飼ってみたり、産卵できる環境を作り、繁殖させて増やしたりと、色々な楽しみ方があります。是非始めてみてください。

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